2006年 09月 13日
地図で見ると修善寺は遠い。。 でも日本サイクルスポーツセンターは一度走ってみたかったのでエントリーした。 車で走ってみると想像以上に遠かった。。 前日は昼前に出発。 土曜の昼間に横浜から秩父に来た友人が8時間かかったことがある。 都心を通ったら何時に着くかわからないので、奥秩父から山梨へ抜け、静岡へ出るルートにした。 雁坂~御坂~籠坂~亀石の4つの峠を越える約250km。 富士吉田で昼食、沼津あたりで多少混んで、6時間かかって伊東に到着。 温泉街で夜を過ごす。 暑かったけど、いつになくいい感じで過ごせた。 伊東温泉に関してはまた後日ネタにします。 レース当日は7時に宿を出て20分かからずに会場に到着。 時間があったのでコースに行き、7時40分からの他クラスのスタートを見学。 朝から強い日差し。 枝折峠も猛暑だったけど、あんな感じになりそうだ。 この修善寺のコースは激しいアップダウンで逃げが決まりやすく、上りが得意な選手向きというイメージがある。 特に逆周りの右回りは難しい下りカーブがあるらしいので、下りもけっこう得意な僕にはチャンスだ。 受付を済ませ、駐車場に戻ってアップする。 10時前スタートなので9時30分にはアップをやめてコースに向かう。 スパイダーマンジャージのjs1ktrさんを見つけたので声をかける。 スタートを待つ時間、ずっと話すことができた。 10時スタートだったが、落車があったため30分程遅れてスタート。 js1ktrさんと一緒に先頭に並んでスタートした。 クリートがハマらずに焦ったが、何とかスタート。 しかも心拍計がうまく反応せず、「00」のままだ~。 待っている間にベルトが乾いてしまったようだ。。 「最初の坂から頑張ります!」との言葉通り、js1ktrさんが先頭に出てガンガン飛ばす。 僕も彼を追う。 コースを知らないので1周目は付かせてもらってコースを覚えたい。 集団は少し離れているが付いてきている。 レース上位常連のjs1ktrさんの加速はさすがに強烈だ。 1周目の下りが終わる2号橋で他の選手が追いついてきて前に出る。 すかさずjs1ktrさんが追っている。 僕は既にいっぱいいっぱい。 長い上りで集団は離れた。 1周目が終わって8分25秒!めちゃめちゃ速い。 2周目の下りで僕とjs1ktrさん達との差が50mくらいに。 後ろの集団との差も50mくらい。 まるで風に煽られた凧のように先頭と集団の間でヒラヒラしている感じだ。 下りでのブレーキ感覚がわかったので、2周目の下りで飛ばしたら、2号橋で2人に追いついた。 js1krtさんと一緒に走っていた選手は、ハイペースにたまらず下がって行った。 長い坂を2人で上ると、集団は見えなくなった。 最初から逃げるなら2人で先頭交代したいところだが、上りで離される。 下りで追いつくが、足を使ってしまっているので上りでまた離されるという繰り返しだ。 3周目になって心拍計をリセット。 正常に動き出したとたんに93%の「180」を記録。。 js1ktrさんのペースが落ち着いてきて、下りでやっと前に出ることができた。 ここから2人で交代と思った瞬間、すぐに集団に捕まってしまった。 集団が追いついた瞬間、元気な1人が飛び出す。すぐにもう1人が追って行った。 js1ktrさんも僕も付いて行けない。 その後もjs1ktrさんが先頭を引く。先頭ばかり引いていて大丈夫だろうか? 4周目になってjs1ktrさんが少し下がったので僕が先頭を引く。 序盤のハイペースのおかげで高い心拍に慣れてきた。 下りも慣れてきてガンガン行ける。そのたびに集団が離れるので、そのぶん坂で休める。 上りではケイデンス80回転以上で走る。 後半まで足を残すためだ。 5周目。 マイペースで走ってはいたが、序盤から全然休んでない。 長い上りと、ホームストレート前の10%くらいあろうかと思われる急坂を越えると187くらい。96%だ。 ありえん心拍数だが、今日は調子いい。 しかし先頭ばかり引いていたら後半もたないので、一旦後ろに下がろう。 5周目で休めたけど逃げている2人との差も広がってしまったようだ。 6周目で40秒差。 差がついてしまったので、僕らの第2集団も「そろそろ追わなきゃ」と言う雰囲気が漂っている。 しかし僕はまだペースアップする元気が無い。 元気な選手が前に出て追い始めたので付いていくと、集団が離れて2人になったがすぐに集団に追いつかれた。 長い上りで初めて集団の人数を確認。 あれ?js1ktrさんがいない。。 僕も上りではずっと心拍90%以上だからな~、さすがに序盤が速すぎたんだろう。 片道6時間もかけて来たんだし、今日はAクラスに昇格しておきたいので、ここで遅れるわけにはいかん! 「スタートから逃げた2人がやっぱり落ちて行った。」と言われるのも悔しいのでjs1ktrさんの分まで頑張らねば! 集団は6人、前に2人。頑張れば入賞は可能だ。 しかし暑さで頭がボーッとする。 周回も残り何周なのかわからなくなってしまった。 その後、前に何人逃げていたのかさえもわからなくなってきた。 7周目。あと2周もあるの~? 前との差は30秒。 ボトル1本では少なすぎたか?残りを考えながらチビチビ飲む。 集団に付いていくだけでも大変。極力無理な加速はせず一定ペースで走る。 最終周の8周目。 前との差は20秒。 2人が見えてきた。みんなペースを上げる。 上り坂で遅れがちになるが、下りで何とか追いつく。 長い上りで逃げていた1人に集団が追いつく。 前に4人。ここで離されたら終わりだが、頑張りすぎてもゴールスプリントで遅れてしまう。 急坂手前の長い下り、1号橋で前には逃げてる1人ともう1人。2~3秒の差があって僕が追う。 後ろに2人追ってきているはずだ。 最後の坂に向けて深呼吸しながら足を残すように下る。 急坂に入った瞬間に1人に追いついて、後ろにも追いつかれて再び4人に。 前に逃げている1人とはほんの少しの差。 急坂。 みんなダンシングでダッシュしている。 僕は坂の半分まで最後尾で上る。 坂の中盤、みんなのペースが落ちてきた。 僕はそこですかさずギアを1枚上げてシッティングのまま、おりゃ~~~!!と坂道スプリントをやって3人を抜く。 思った以上の加速で一気に抜くことができ気持ちよかった。 しかし仕掛けがちょっと早すぎたか?平坦手前で失速してしまい、平坦に入ってスピードが乗らない。1人に抜かれる。。 そのまま絶対に後ろを振り返らない!と思いながら必死にペダルを回す。 前に離されたが後ろ2人とも差がついたようだった。 最後まで逃げ切った人がギリギリ勝って、僕は3位だった。 1位、2位は19歳と17歳、4位の人も21歳だった。 若い人達と争ってレースできたのは嬉しい事だ。 表彰で巨峰とサドルバッグをもらった。 サドルバッグは去年のツール中継のプレゼントでも当たったっけ。 しかし、これほどまで追い込んだレースは初めてだ。 ゴールしてもしばらくの間息が切れていてちょっとヤバいかも?と思った。 後で見たらゴールスプリントで最大心拍数「195」を更新する「197」を記録していた。アホ~~~。 レース兼コンコーニテストだった。 平均心拍は3周目からの記録で177だった。 平均速度は31.7km/hくらいで平凡なタイム。 暑さと、1周目のハイペースでかなりバテてしまったからだろう。 それでも先頭に残れたのは、最高に体調が良かったからだ。 前夜にしっかり「水」を飲んでおいたのが効いたか? レース後はjs1ktrさんのお仲間ともお話しすることができて楽しかった。 hirameさん&F森さん、今後もよろしくお願いしますね。 とりあえずAクラスに昇格できそうだ。 今のところCSCのレースは3戦出場して入賞率100%だ。 下りもそこそこ自信あるし、ロードレースは脚質的に向いているのかもしれない。 秩父のアップダウンしかないコースで練習しているせいか? でも今回は大事故もあったし、CSCのレースは落車が多いから出場自体考えてしまうな。 もし出るとしても雨が降ったり、路面が濡れていたら出場は辞退した方がいいかもしれない。 暑い中参加されたみなさんお疲れ様でした。 またよろしくお願いします。
by sekinao1
| 2006-09-13 21:59
| レースレポート
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