2006年 07月 11日
粘着一筋、「カモ井のリボンハイトリ」。 ハイトリ?ハエトリだろ!って突っ込みたくなるけどハイトリらしい。 蝿は「ハイ」と言う場合もあるみたいなので間違いではない。 ホームセンターに行ったら売ってた。 まだこんなのが売ってるんだと感動し、思わず買ってしまった。 こんな感じで茶色い粘着リボンを引き出してぶら下げておくとハエが止まって動けなくなるという原始的なモノです。 昔、ばあちゃんちに行くと吊るしてあった。 でっかいハエがいっぱいくっついていて、キタネ~と思った思い出がある。 ちなみに、どんなにお洒落なインテリアの部屋でも、ハエがいっぱいくっついたこれが部屋の真ん中に吊るしてあったら一発で台無しになるというシロモノだ。 彼女を家に呼んで、ハエがいっぱいくっついたこれを見られたら、それまでのどんな素敵なデートも台無しになるというシロモノだ。 うちも暖かくなってきて小バエが多い。 バナナの皮とか置いとくだけで網戸をくぐって侵入してくる。 「面白いほどよくとれる」と書いてある。 この文言につられて買ったと言ってもいい。 試してみよう。 しかしこういうときに限って台所に小バエはあまりいない。 1~2匹いたので手で払ってリボンの方に誘導してみたら上手く1匹がリボンにとまった。 しばらく観察。 止まったハエは動けなくなってる。 今にも飛びそうに見えるんだけど、かなりの強度で貼り付いているようだ。 ハエは貼りついた足を動かそうとしてもがいてる。 小さくてよく見えないけど、ハエも虫だから足が6本。 そのうちの1本を頑張って引き上げても、残りの踏ん張った足が抜けなくなる。 それを繰り返してリボンの上をゆっくりと歩いてる。 粘着地獄の中でやがてハエは力尽きる。。 残酷な商品だ。 6本足のうちの何本が外れればハエは飛ぶ事ができるんだろうか? そこまで計算されて作られていたとしたら見事だ。 これを開発したのはもう何十年も前だろう。 当時はハエを捕まえてきて止まらせてこんな感じで観察したんだろうなー。 しかもいろんな種類のハエで。 逃げられちゃったりして粘着力が弱い!とか言ってたんだろう。 気をつけないといけないのは、うっかりすると自分の髪の毛や服が貼りついてしまう事だ。 自分が「面白いほどよくとられ」ちゃマヌケなので、台所の隅の方にぶら下げないといけません。 「使用上の注意」に 使用後は押しピンを処理し、他はゴミ袋に入れて可燃ゴミとして処理してください。 とある。 使用後とはどの時点で使用後と言うのだろう? リボンがハエでいっぱいになってもう捕れません!って状態の時か? 想像したくね~。 すなわち、リボンがハエでいっぱいになって、使用者が見るに絶えられなくなった時が使用後だ。 ちなみに茶色い粘着成分は「潤滑油、天然樹脂、ワックス」だそうだ。 粘着部分はハエを寄せつける成分が含まれていると思ったけど、そうではないのがガッカリだ。 あくまでも部屋に侵入したハエが「偶然」に粘着部分に止まるのをひたすら待つわけだ。 そのへんを改善して積極的に止まる工夫をすれば更に「面白いほどよくとれる」と思うのだが。 HP見るといろんな製品が出てる。 わざわざ原始的なリボン型を買わなくても他にいろいろあったみたいで失敗した。 最近ヘビの話とかハエの話とかキモイ・キタナイ話で恐縮です。
by sekinao1
| 2006-07-11 21:20
| 徒然なること
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