2006年 09月 29日
ネタがないな~。 枝折峠のレースで村山さんの「ヒルクラ談議」を聞いて特に印象に残ったのが「一定ペースで走れ」って事だ。 一定ペースってのはケイデンスと、心拍と両方だ。 40分のレースなら40分で全力を出し切れるような一定の心拍数で、一定のケイデンスになるようにギアをチェンジしながら走れば理論上はベストタイムで走れるだろう。 枝折のレースは前半が平坦だったから実質は残り10km程度の部分、30分ちょっと。 村山さんの言うように、最後の1kmで限界まで追い込めれば更にいいと思う。 一定の心拍と言うのは無酸素運動にならないような有酸素運動ぎりぎりの強度だろう。 僕の場合40分くらいのレースだと177~179(90%強)くらいかと思われる。1時間くらいのレースだと174-177くらいかと思われる。 90%程度で走っていて調子良ければ90%以上になるまでもう1段階上げられる。 でもそれが落とし穴かもしれない。 枝折でダメだった点は、ケイデンスは意識して走ったけど、心拍に関してはレース展開から無謀な走りになってしまった。 順位争いするなら誰かがスピードを上げた時に、付いて行ければ付いて行きたいと普通は思うし今までそうやってきたけど、本当にそうだろうか?とふと疑問に思った。 残り5kmで20代のT崎君がスピードを上げた時に付いて行ったら心拍が95%の無酸素運動の強度になってしまった。 その後ずっと彼に追いつこうと頑張ったので、結局無酸素の強度で走り続けてスピードが明らかに落ちていた。 T崎君も付かず離れずだったので同じような状態だったはずだ。 もしT崎君がペースを上げた時にあえて付いて行かずに、有酸素運動ぎりぎりのペースで走っていれば、一旦は離されるものの後半バテずにT崎君に余裕で追いついたかもしれない。 去年の龍勢の時も序盤から184とか行って、その後180以上で走り続けバテた。 草津の時は調子悪かったから180近辺で走り続け失速。。 枝折では調子良かったから187まで行ったけど180以下の一定ペースで走っていたら、結果的にはもっと速く走れたかもしれない。 同じようなレースを3度走ってみて思ったことが以上の事なんだが、それを検証するには、 ①30分程度で走れる10kmくらいの坂道を、前半の15分くらいまでは心拍90%程度(177~179)で走り、後半はいっぱいいっぱいの185(95%)くらいになるまで追い込んで走ってタイムを計測。 ②できるだけ同じ体調、同じ気象条件、同じ坂道で心拍90%程度の177~179で走り続け、残り1kmからいっぱいいっぱいまで追い込んでタイムを計測。 ①よりも②の方がタイムが良ければ疑問が解けるんだけど、やりたくね~。 と言うかできるんか? 少なくとも村山さんは②で走っているらしい。 村山さんは誰かがアタックしても自分の心拍が無酸素領域になりそうだったら付いて行かないんだろうか?たぶんそうかもしれない。 そこが一番聞きたかったところだ。今度会ったら聞いてみよう。 ネタが無いといいつつ、なんだかんだけっこう深い話題になってしまいました。 枝折峠の開催要項。 ■ゴールに関する事項 ②ゴールイン時、両手を上げる、振り返る、斜行走行、手をつないでゴールイン等は禁止します。 うーむ。
by sekinao1
| 2006-09-29 21:33
| 徒然なること
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