2011年 10月 25日
<腸脛靭帯症候群> ■症状 ・腸脛靭帯は膝の外側を通過して脛 骨外側に付着。(腱性組織) この靭帯がすり合うことで徐々に出 現してくる。 ・膝の外側に緊張、違和感を感じ、そ の症状が徐々に灼熱感に変ってく る。 ・痛みで走れない状態になるが、休む と楽になる。しかし再び練習を再開 すると痛みがでてくる。 ・重症な場合、痛み部分の摩擦を軽減 するために、膝を伸展位で歩行する ようになる。 ・リスクの高い運動 ランナー、自転車競技、スキーヤー エアロビックダンサー ■原因 解剖学的にO脚の人は、腸脛靭帯 の緊張が高まりやすい。 一番の原因は、しっかとウオーミ ングアップをしないこと。 ランニングシューズの型を変えたり 傾斜のある場所を走りすぎたりする。 (側溝の傾斜も注意) 急な練習メニューの増加。 ■治療について 1、初期の段階では、安静・アイシング ストレッチで効果があります。 (3日前後) 2、腸脛靭帯・大腿筋筋膜張筋にパル スをかけ緩める。 ・超音波・マイクロウエーブなど物理 療法も有効。 3、シューズを見直し、回内しやすく する。 4、2週間以内に症状の改善がみられ ない場合専門のドクター、 トレーナーに相談してください。 ※痛みが取れない場合、局所に ステロイドを注射をする。 手術を必要とすることはほとんど ないが、他の方法に腸脛靭帯の 解離手術をすることもある。 ■予防法を考える 1、練習活動を一時中止し、トレーニン グ量を痛みのでない範囲までおと す。 2、膝を1日3回ほどアイスマッサージを 行う。(15分~20分) 3、腸脛靭帯のストレッチを中心に伸展 性を確保する。 4、ランニングコースの検討(傾斜) 5、専門のスポーツドクター・トレーナー に相談し、シューズなどアドバイス を受ける。
by sekinao1
| 2011-10-25 23:23
| 徒然なること
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