アホちゃりぶろぐっ!!

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2012年 08月 27日

夏期休暇3日目(幌尻岳登山)

北海道登山第1弾は日高山脈最高峰の幌尻岳(2053m)。

平取、新冠、日高、帯広から登ることができる。

今回はあまり一般的ではない(らしい)、日高町からのいわゆるチロロ川ルート(往復30㎞)を選択。
距離が長い、という点で挑戦してみたくなった。

幌尻岳へのコースはどこも渡渉が多く、特に平取ルートは膝くらいまでの渡渉があり、
沢靴に履き替えるなど必要だが、チロロ川ルートは距離が長いものの特段大きな渡渉が無いというのも選択の理由だった。

今回は自家用車移動なので縦走して別の登山口に下りるという選択肢は無いので、必然的に往復(いわゆるピストン)となる。

ただどのルートも増水すれば当然、渡渉が困難になり入山できない。
先週までは増水のためチロロ川ルートもアプローチの林道ゲートが閉鎖されていたらしいが、幸い今週末から解放された。

チロロ林道の情報はココから確認できる。

3時前に起床してテントを撤収し、3時半過ぎに移動開始。

国道274号を9㎞ほど帯広方面へ。
千栄で右折、チロロ川林道に入る。

舗装路からダートになって1㎞程で林道ゲートがあり、そこで入山者名簿に目的地や入山時刻などを記帳する。

時刻は4時7分だった。
今日の入山は自分以外は3時50分に記入した札幌の男性がいるようだ。

ヒグマ多発地帯なので、先行者が居たほうが心強い。
けっこうホッとする。

ゲートから林道をおよそ9㎞、30分ほど走るとチロロ川・二岐沢出合い地点にゲートがあり、ここに車を駐車。
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トイレもあるけど、詰まっていて使えず。

駐車場で朝食を済ませ、5時8分に出発。
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二岐沢沿いを熊鈴を高らかに鳴らしながら歩く。

(当然ながら)歩くたびに鳴る音にしばらく違和感があったが、すぐに慣れた。
・・というか、歩き出して程なく、ヒグマのものと思われる特大の糞が林道のど真ん中に落ちているので、
もはや違和感などと言っていられない。

3㎞強は二岐沢沿いの車も走れる幅の林道歩き。
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林道終点に取水施設がある。
ここから林道も終わり登山道、5:40。

二岐沢沿いの沢沿いや河原を歩く。
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沢の音で熊鈴の音もかき消されている気がするので、警戒しながら進む。

二岐沢から更に二の沢に分岐する。
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ルートはピンクリボンを見失わないように進めば渡渉地点も明瞭でわかりやすい。
事前情報通り、2~3歩岩の上を歩いたり、軽くジャンプすれば渡れるような渡渉が何度も現れる。
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だんだん川幅が狭くなり時々、沢(ほとんど涸れ沢)そのものがルートになっている場所もあるので、雨が続けば厳しいだろう。

結局一番大きな渡渉で10歩くらい、上手く渡れたので靴が濡れることは無かった。
魚影が濃いので時間が余ったら釣りもやってみたいと思った。

最後の渡渉が終わると滝があり、右岸から尾根取り付きの急登が始まる。
最初は固定ロープもあるが、途中からロープも無くなりぬかるんでいて滑りやすい。
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先行者と思われる足跡や、ヒグマのものと思われる足跡もある。
そう言えば3時50分の人はまだ追いつかない。

周りの山が木々の間から見える位置まで来ると、「トッタの泉まで10分」の表示。
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しかし2分もかからず泉に到着。
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表示が移動されたのだろうか?
あまり水は減っていないが追加補給。

再スタートして急斜面をハァハァ登っていると熊鈴の音が・・
先行者に追い付いたと思ったら下山の男性二名。

目的地を聞かれて「幌尻まで」と言うと、「え?日帰りですよね?」と驚かれた。
日帰りなのはザックを見ればわかるのだろう。

やっぱり一般的にはこのルートで日帰りは厳しいようだ。

急登はその後もしばらく続き、単独の男性とすれ違う。
先行者を見かけなかったか聞くと、自分が最初らしい。

3時50分の人はどこへ行ってしまったんだろう??
先行者がいるという安心感はどうやらプラシーボ効果だったらしい。
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その後、すぐに岩場に出る。
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岩場には梯子が2か所。
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梯子場が終わると程なく尾根に出た。
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ここで7:25、出発から2時間17分。

ヌカビラ岳もすぐ。
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三角点があった。
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まだ朝なので寒い。

北戸蔦別岳に到着、7:46。
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朝露で濡れたハイマツ帯の中を歩いてきたので靴もビショビショ。。
次は戸蔦別岳。
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目指す幌尻岳はまだ遠い・・
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岩場を抜けて・・
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戸蔦別岳到着。
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8:29。
なかなかいいペースで来れた。

幌尻岳と左に七つ沼カール。
この写真が撮りたかった・・しかも申し分の無い快晴。
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七つ沼カールはテン場に使われるらしいが、実はヒグマが怖いので頑張って日帰りにしたのがホンネ(笑)。

急斜面を下って幌尻岳との鞍部。
大きなザックが置いてあった。

幌尻岳への稜線で男性1名とザックの主とすれ違う。
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長くてキツイ登りがしばらく続き・・
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上に出て頂上か?と思ったら、まだ先に尾根が続いていてガッカリ。。
下ってきた戸蔦別岳。
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七つ沼。
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この辺で出発から4時間経過。

頂上には既にけっこうな人がいるのが見える。
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こんな高い所でも、道の上にはヒグマの糞がゴロゴロ。

やっと幌尻岳到着。
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9:38だったので、ちょうど4時間半だった。

十数人の人で賑わっているので、あまり感動がなかったが、とにかく天気が良くて360度大パノラマ。
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エサオマントッタベツ方面。

登ってきた戸蔦別方面。
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新冠方面?
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十数人の人は皆、幌尻山荘がある平取方面から登ってきた東京&名古屋の登山ツアーの方だった。
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若いガイドと添乗員の男性がいて、添乗員の人としばらく話をしたが、「クラブツーリズムです」と言っていた。。

写真などを撮ってもらい、ツアーの人達と一緒にしばらくの間頂上を満喫。
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その後、山荘から登ってきたご夫婦の写真撮影などに付き合い少し立ち話をした後に下山開始、10:45。

下りの足は軽いが、やっぱり登りは重い。。

戸蔦別岳の登り返しはけっこうキツかった。
戸蔦別岳で11:40。

暑くなってきた。
戸蔦別を下っていると、向こうから体格の良い男性が・・

「速かったですねー」と言うので
「もしかして3:50の方?」と聞くとそうだという。
最初から駐車場の車の中で寝ていたらしい。。

今日は七つ沼カールにテントを張り、夕方にゆっくり幌尻に登るのだと言う。
水の心配までしてくれた、いい人だった。

北戸蔦別まではすぐだったが、腹が減ったのでここで小休止、12:24。

しかしここで大きなミスが・・

北戸蔦別で道を間違え本来は左に下る筈が、直進してしまった。
しかも来た道と似ていて、見分けがつかなかった。

往きよりもハイマツのヤブ漕ぎがキツイな、とは思ったが、歩くことに集中しすぎてだいぶ進んでしまった。
しかも三角点のあったヌカビラ岳を探すも、三角点のあるピークが見つからない。。

おかしいな、と思ったのは小ピークを3つくらい過ぎてから。
3~4㎞進んでしまった。
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後で知ったのだが、この尾根は1967峰~ピパイロ岳に行くルートらしい。
しかも自分は1967の直下、1904峰の先まで進んでしまっていたようだ。

この時点でまだ、下山道を見落としたと思い、戻りつつも右に下山道が無いか注意しながら歩くが一向に見つからない。
結局、冷静に考えて北戸蔦別岳から左に降りるべきだったと気づいたのが2時間程後で、既に15時近くなっていた。

幸いヌカビラ方面から北戸蔦別岳へ登って来るご夫婦がいたので、すれ違う時にルートを確認できた。
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水も無くなってヤバいので、トッタの泉まで急ぐが、尾根からの急斜面の下りがきつかった。
トッタの泉で水をガブガブ飲み、湯を沸かしカップ麺を食べ30分ほど休憩。
やっと体力復活。

予想外の寄り道で、下りと河原&林道歩きは脚力的にかなり堪えたが、何とか日没前に二岐沢出合いの駐車場に到着。

時間を見る余裕も無く、充電の持ちが悪い携帯もとっくに電池切れだった。
車の時間を見ると日没前ギリギリの18:20だった。

ルートを間違え彷徨った時は生きた心地がしなかった。。
次回は諸々準備万端かつ、余裕を持って臨まないと死ぬだろう・・。

車に乗り込んでゲートを過ぎたのは19:00でもう辺りは真っ暗。

今日はかなり時間に余裕を持って下山し、富良野か旭川へ移動するつもりだったが、結局今夜も沙流キャンプ場泊となった。

歩行距離は40㎞近いと思われる。
休憩含め13時間10分程かかってしまった。。

でもとりあえず、疲労以外の脚の痛みなどなく幌尻岳の日帰り制覇できたので良い脚のリハビリになった。


ってことで当然ながら今日は自転車に乗る余地などどこにもなかった。。
MTBがあれば林道までの移動に使えたのだが・・
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by sekinao1 | 2012-08-27 22:08 | 登山


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